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2014年10月アーカイブ
2014年10月20日 【社長ブログ】
できれば広く深く意識を高めて(EMBニュースNo.107より)

いつもお読み頂き、有難うございます。今度は御嶽山の噴火です。そして、またもや大きな台風も来ていますね。この記事を2ヶ月に一度書いていますが、冒頭には自然災害のことばかり書いているような気がします。私は20?30代にかけて、夏の山には何度か登っておりました。活火山にも登ったことがあります。いくら科学的に分析して、予知する技術が上がったとしても、完全に危険性がなくなるということはないのでしょう。予知する技術を向上させること自体は、素晴らしいことだと思います。しかし、危険性をなくそうと思えば、山に登ること自体を禁止しなければなりません。

 

私は釣りもします。海上に浮かぶ小島(磯)に船で渡してもらって、そこで釣りをします。地震が来て、津波が来れば、ひとたまりもない場所です。当然、何かあったときの助けになるように、暑くても救命胴衣の着用が義務付けられており、それを守って楽しんでおります。それでも、何かあったときに確実に身を守る保証などありません。こういうことを言いだしたらキリがないのですが、私たちの身近な所は、危険に満ち溢れているということを、ちゃんと理解しておかなければならないと思うのです。すべてのシーンにおいてすべての危険性を説明することなど、不可能に近いことです。すなわち、すべての危険を回避する手段としては、何もしないことこそ、一番危険性が低いことになってしまいます。しかし、それで人が人として生まれてきていることに、意味はあるのでしょうか?

 

誤解のないようにお伝えしますが、このたびの噴火で、ご不幸に合われた方々を責めているのではありません。心からご冥福を祈るばかりです。負傷された方々におかれましては、早期のご回復をお祈り致しております。ただ、たまたま今回その場に居合わせていなかった私たちへは、示唆してくれていることがあると思います。自身が置かれたシーンに際しては、広い視野と想像力を発揮して、何が起きるか自分で想像しようとする姿勢を持たなければならない。誰かのせいにしようとする「変なマスコミ」の風潮に流されてはいけないと思うのです。自分でモノゴトを知る。その上で、自分で行動する。それがとても大切なことだと思うのです。あらゆることに「人事を尽くして天命を待つ」は、適応されるのだと思います。

 

ついつい冒頭の言葉が長くなりました。今月の近藤朱鳳先生の書は、「一日遥於千古(いちじつはせんこよりはるかなり)」です。中国明代末期(16?17世紀)の古典のひとつ、「菜根譚(さいこんたん)」に記されている言葉のようです。「一日」は文字通りの一日です。「千古」というのは、とても長い期間です。「千里」というと「すごく遠い」という例えで使われるのと同じく、「千年の時=すごく長い時間」という感じで捉えれば良いのでしょう。理屈で言えば、一日が千古より遥かというのは、随分おかしな話です。では、なぜこんな言葉が存在するのでしょうか。

 

私たちの日々の営みは、起きて仕事や学業、なんでもいいのですが、ある程度決まった日課のようなものをこなし、そして余裕があれば余暇を楽しみ、それらの間に食事を挟み、そして就寝するというのが普通のことです。ですから、のんべんだらりと日々を過ごしてしまうと、無意識のうちに時間というのはどんどん過ぎ去ってしまいます。そういう中でも、意識を顕在化して日々のことに取り組むと、思いがけない気付きや学び、同じ経験をしていたとしても、得られるものが随分大きなものになる可能性は十分にあるのです。そうすると、能動的に濃い「一日」となります。

 

いずれせよシーンによって喜怒哀楽があり、その心動かされることが内容の濃い時間となるのであって、それを「千古より遥か」と例えているのです。こういうことは、生きていれば必ずと言っていいほど経験することです。それが、後の人生に影響を与えていきます。「遥」というものに、善悪や白黒のことを述べてはいませんが、もちろんプラス側に応用していきたいものです。本当に色んなことが起きています。しかも今の時代は、情報も洪水のように押し寄せます。すべてのことに対して、深く意識をしていくことは不可能ですが、可能な限り意識する姿勢は、しっかりと持ち続けたいものですね。自分の経験だけでなく、他者の経験に興味を持つことからでも、それはできるのです。そのことが、自分で考えて自分で行動するときに、何かの役に立つことになる可能性があるからです。すべての営みに感謝するしかありません。

 

感謝
投稿者: ホワイトマックス | 日時: 2014年10月20日 10:42 | トラックバック (0)

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